2014年03月25日
我が道を行く企画、CS RECORDS!
CS RECORDSは、良質な音楽や楽器の紹介を目的としたレーベルです。ですが、その実態はCS RECORDSがデザインやディスコグラフィーまでもを創造した「実在しない音楽」のマーチャンダイズをプロダクト化するレーベルです。なのでTシャツやその他グッズを実際にデビューさせちゃいます!(笑)
※CAUTION※ CS RECORDSの企画は、ストーリー、登場人物、設定、CDやコンサートなどは全てフィクションですが、Tシャツは実際に販売中で、お買い求め頂けます。
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パンクの継承者「CROSS」の発禁アルバム「無政府主義」
パンクは死んだ!
1977年にセックスピストルズが巻き起こしたロンドン・パンク・ムーブメントはメジャーシーンであっけなく大人達に回収され、陳腐なファッションに成り下がった。ロックが提唱した「反抗」をパンクが引き継ぎより先鋭化させる目的は見事に頓挫した。ジョンライドン曰く、「一番虫酸が走ったのは、俺の格好を真似したコピー野郎ばかりだった事だ。パンクの核心は個性なんだ。どうしてそれがわからない!」これが全てを表している。
反逆の使徒達
ケニー・ランボー、この男は伝説のヒッピー詩人。ベトナム戦争末期、フラワームーブメントがLSDに飲み込まれ、その思想までが幻覚のようにとろけてしまった事に幻滅した彼は、アメリカから姿を消し、イギリスの片田舎で自給自足の生活を人知れず営んでいた。御年70歳であった。
ジョン・イグノーラント、15歳の若きパンクス詩人。早熟な彼はロンドンパンクが衰退し、抜け殻になっていくことに耐えきれず、ケニーと同じように、真の自由とは何かを求め、旅をしていた。
叫ぶ詩人
1981年、ケニーの主催する詩人の発表会に、フラッと一人の青年が現れる。その人物こそジョン・イグノーラントだった。二人はお互いの詩を認め合い、共鳴し、ケニーのコミューンで共同生活を始める。
権威に回収されない真の自由、誰もが人間らしく生きれる世界を求めて、彼らは自らの思想を広く発信するために、バンドを始めた。それが「CROSS」だ。彼らは自らをアナーコ・パンクと称し、「反戦・反核・フェミニズム・動物愛護・環境保護」等について強烈なメッセージを発信した。
無政府主義
彼らのファーストアルバム「無政府主義」は強烈な体制批判により発禁処分になった。それでもめげない彼らは、印刷機を購入し販売、流通まで全てを自分たちで行った。この「D.I.Y」の精神は真の反抗であり、ロックの継承者としてふさわしい姿勢だ。
CS RECORDSでは極秘に彼らの日本版の発売を決定。更にTシャツの販売もしちゃいます!(Tシャツは本当です)