2008年07月04日
Tシャツのボディカラーはもちろん、プリントカラーまで自由にカスタムできるコレクティブストア。
ボディカラーが最大38色、そしてプリントカラーが全部で218色。
色んな組み合わせでカスタムしてみればみるほど悩む!どうしよう!ーーそんな方もきっとたくさんいらっしゃることでしょう。
この「カスタム配色講座」は、配色に関する知識を通して、皆様のTシャツカスタムにぜひ役立てていただこうということで始まりました。
第一回は、いざ夏本番に向けて「めざすは夏男!?夏女!? 〜夏色配色編〜」と題し、夏らしい配色のカスタム例をご紹介したいと思います。
例題に使うのは、本日より発売になりましたコレクティブストアの新シリーズ「CollectiveStore -SIMPLE-」より、今回は「SIMPLE S9」です。
さて、夏らしい色、と言って思い浮ぶ色はどんな色でしょうか。
ブルー、イエロー、イエローグリーン、ホワイト、オレンジ・・・
そんな明るくビビットな色が夏にはよく似合います。
ではそんな色たちを使って夏らしい配色を作ってみましょう。
※画像をクリックすると、そのままカスタムツールへ飛ぶことができます。
夏の定番はやはり白T。まずば白をベースに、ひまわりのようなイエローと、夏の海のようなブルーを使った明るくさわやかなカスタムです。
イエローとブルーは、色相環(図1)でちょうど対極の位置にある、“補色”の関係にあたります。補色の配色は互いの色を引き立て合う効果があるので、イエローとブルーがそれぞれとても鮮やかに見えていますね。無彩色の白ベースの上に映える配色です。
さらにさわやかさを演出するため、あえてビビット過ぎない「ジョンブリアン」と「カデットブルー」の2色を選択してみました。
次は、ボディカラーに晴れた夏空のような「ターコイズ」を使った、ビビットな配色のカスタムをご紹介します。
イエローとオレンジは、色相環では近い位置にある、互いになじみのいい色です。この2色を、先ほどもご説明した“補色”のブルー系の上に置くことで、ぐっと目を惹き付けられる鮮やかな配色になっています。
プリントカラーはこちらもややおさえめの「カナリアイエロー」と「マンダリンオレンジ」を選択することでギラギラし過ぎない配色に仕上げています。
2つ補色の配色が続きましたので、3番目は同系色を使ったカスタムをご紹介します。
ボディカラーに選んだのはこれまた夏らしく鮮やかな「ライム」です。
一方のプリントカラーに、ボディカラーと同系色のややグリーンがかったイエローを使い、そこへアクセントのホワイトを入れることで、同系色の調和を崩さず、引き締まった配色にすることができました。柑橘系の冷たい飲み物を連想するような配色です。
選択したカラーは、「ホワイト」と「シトロンイエロー」の2色です。
最後もまた、同系色を使ったカスタムです。
ボディカラーはTシャツとしてはこちらも定番の「イエロー」を使い、その上に同系のブラウン2色を配色しました。
南国の砂浜のような「イエローオーカー」とこんがりとした日焼け肌のような「ローアンバー」を選択し、夏の肌にとてもよく似合う配色になっています。
全体を同系色でまとめると、ベーシックで落ち着いた雰囲気になるのも特徴です。
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いかがでしたか?
今回は夏色をテーマに、補色、同系色の配色パターンを2つずつご紹介しました。
ぜひこの夏のTシャツカスタムに、大いに参考にしてみてください。
それではまた次回をお楽しみに!